※ 特集その1 ヤクセシルの誕生                         2page

    Yaku Cecil (ヤクセシル) ・・・・故 谷井賢太郎氏がARS(アメリカシャクナゲ協

  会)の種子交換リストから入手したセシル・スミス氏の提供種子

  (母樹)(Noyo Chief)×Yakushimanum)×(花粉(Strigllosum×Yakushimanum)から選

  抜した一個体で、氏の名称を冠したもの    花粉・・・pollen

                【世界のシャクナゲ153・179ページ参照】


            花粉親に利用されているStrigllosum(ストリジローサム)は赤色の

             発色が遺伝するらしいことや、ヤクセシルには4系統(ヤクセシル

             ・ヤクセシルⅡ号・Ⅲ号・ヤクセシルグレックス)があると言われて

              いましたが筆者には正確にはわからない。


  

 ※ 特集その2 筆者がヤクセシルグレックスを入手した経緯など
     第21回東北ツツジ・シャクナゲ研修会に参加したときのお話であります。宴会が終わって寝る
    部屋に帰ってきたところ、主催者である谷井会長以下の面々が待って
いて、「この研修会に岩手
    にも入会してもらい次回の開催を引き受けてもらいたい」
と言う要望がありました。

     お受けする話は岩手支部の総会で議決しなければご返事できないと、いったんお帰りいただい
    たが研修会終了前に次回研修は岩手で行う旨、宣言したいので何とかと言う催促でした。
    私は体調もこれあり引き受ける能力も自信もなかったが参加者の
役員たちも乗り気だったので率
    先前向きだった矢吹さんに、大会幹事長をしてもらうがやってくれるか尋ねたところ「喜んで」と言
    う返事だったので応諾の決心をしたのでした。
 

     谷井会長へのご返事には「昨夜宴会で話題になった先生のヤクセシルをぜひ種苗交換会の目
   玉、記念樹として提供して欲しいとお願いし快いご返事をいただきました。

   第22回東北研修会岩手大会が1994年(平成6年)7月9日から10日八幡平ハイツ    において開催されました。種苗交換会エントリーリスト表によると谷井先生から提
   供いただいたヤクセシルは


     接ぎ木苗 : ヤクセシル7本、ヤクセシルⅡ 1本、ヤクセシルⅢ 3本、
               ヤクセシルグレックス1本。

       クローン苗 : ヤクセシルグレックス1本。

   でした。全ての苗は競売で完売でした。この競売で筆者は接ぎ木苗の ヤクセシ
   ルグレックス1本とクローン苗のヤクセシルグレックス1本を落札入手しました。 
 

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