ツツジ・シャクナゲのホームページ 齊藤 勉のホームページ index
名称登録品種： 盛 岡 小 雪 2023.5..5...撮影
この木の特徴・・・・ 平成14年名称登録品種です。また平成14年４月９日～14日東京日本橋三越本店において開催された園芸文化協会主催の花の文化展、第12回新花コンテストにおいてシルバー賞を受賞した花です。
平成６年春交配・・・・ (母樹) 白花ミヤマキリシマツツジ × (花粉親) (白花エゾヤマツツジ×白花チョウセンヤマツツジ) の交配から生まれました。
入手経路(母樹は南国・花粉親は北国)・・・・ 母樹の白花ミヤマキリシマツツジは昭和の終わり頃、盛岡八幡宮境内に毎年の様にトラック2，3台でやってきて庭石・ミヤマキリシマの庭木・盆栽等の店を開く九州の業者がいて、その業者から白花・小輪の逸品として入手しました。
花粉親は北陸での全国大会のおり、品評会で最優秀賞に輝いた故・石山貞吉先生の大輪二重咲きツツジをオークションで高値落札し、帰宅してすぐに母樹へ交配しました。
名称登録・・・・ 当時(今は知らない)、のツツジには赤花の小輪二重咲きはあっても、白花の小輪二重咲きはありませんでした。
実生に咲いた花は盛岡で生まれ雪の様に白く小輪二重咲きでしたので盛岡小雪と名づけました。この木は徒長せず中輪咲きで毎年安定した花芽を着ける標準木的な存在です。